書評

【書評】世界一やさしい「思考法」の本「考える2人の物語」 長沢 智哉

 

 

こんにちは、今回は

アウトプットも兼ねて

書評をしていきたいとおもいます。

 

では、

今日紹介する本はこちら

 

『世界一やさしい「思考法」の本 「考える2人の物語」』 長沢 智哉

 

「戦略思考」 「論理的思考」 「分析思考」 「クリティカル・シンキング」など、様々な思考法を物語形式でわかりやすく紹介!

 

 

「考えようとしているけど、考え方が分からない」

「分析したいけど、何をどうすればいいの?」

 

そんな人に、知っておきたい

 

考えるコツ・目的とは何なのか?を

ストーリー形式で本を読むのが苦手でも分かりやすく、読みやすい!

 

では、書評ををしていきたいと思います

 

 

内容紹介

ビジネス書としてヒットした『世界一シンプルな「戦略」の本』の著者が書き下ろす第二弾! 「戦略思考」「論理思考」「分析思考」「クリティカル・シンキング」などのすぐに使える、様々な思考法のエッセンスをこの一冊で! 物語形式になっており、読み進めていくうちに自然に「考えるコツ」が身につく。 内容例を挙げると、 ◎「クリティカル・シンキング」とは「決めるべきことは何か」を考えること ◎「分析思考」とは「分けて比べ、そこから意味を見出す」こと  ◎「論理思考」は「結論は何か? その理由は何か」を考えること等々 思考法や戦略論の名前を漠然と知っていても、実際のビジネスの現場でどのように使いこなすのか、また使うとどのような成果をもたらすのか知らない人も多いのではないのだろうか? マーケティング部を舞台にした新商品の販売戦略と主人公二人の恋を描いた物語からも目が離せない! ビジネスパーソンは、必読の一冊!

 

 

 

 

クリティカル・シンキング〜「決めるべきことは何なのか?」を考える

 

「考える」事は、手段で、

その目的は「自分の主張を決める」こと

何を考えたらいいかわからない時は、

まず、「決めるべきことは何か?」と考えてみる。

 

 

「何を考えればいいのか分からない」というのは

考える目的が明確になっていないから、混乱してしまうそうです。

 

レストランで例えると

メニュー表(決めるべきことがない)がない状態で、

料理を頼もうとしているようなもの!

 

メニューはあった方がいいですよね!

さらに「おすすめ」や「1番人気」なんて書いてあったら

決めるのが楽ですね〜

 

 

実際僕も、目的が曖昧なまま考えてしまって

混乱してしまったり

結論を出しても、適切な答えなのか不安に思ったりするし、

他に疑問に思っていることに思考が移ってしまう事がよくあるなと、、、

 

 

その適切な目的を決める思考法が

「クリティカル・シンキング」という思考法でよく使われる

「イシュー(論点・問題点)」にあたるそうです。

 

 

まずは、適切な「目的」を考え

目的の達成のために「きめるべきこと」を考えていくことで

うまく考える事ができます

 

ゴールがないと考えが分からなくなるので

「考える目的(メニュー表)」があれば

混乱する事が減りそうですね

 

 

慣れないと、こう言った思考法ってめんどくさく感じますけど

結局、間違った答えを出してしまったり

考える時間ばかり多くなってしまうので、

きめるべきことを考えるのは大切ですね!

 

 

分析思考は分けて比べ、そこから意味を見出す

 

まず、分ける。そして、分けたものを比べる。

比べるのは、「過去と現在」「自分と競争相手」など。

その「変化」や「差異」から、意味を見出すのが「分析」。

 

分析ができると、問題点がはっきりしたり

物事をより理解できて

自己成長するためにはできるようになておきたいですね!

 

 

本書では、「分析」において重要なのは

「分けて、比べた」後の、データから読み取れる

「意味」を探るのが重要だと言っています

 

 

この「意味」は、

「データから言える結論」ではなく

「自分の意見・主張」を指しています

 

 

正しいのかは、問題ではなく

データの結果の原因を

自分なりに考える事が大切なのだそうです

 

 

確かに、分析の目的って

データでわかる事ではなく、その原因を探る事ですもんね

原因がわかれば、改善策を考える事ができます!

しっかり出来るようになりたいですね!

 

 

本書は、ストーリーで使用して

それを例に出しながら解説もしてくれていて

分かりやすかったです

 

 

まとめ

 

 

いろいろな思考法をの考え方を学べてとても良かったです

 

ストーリー形式なので、本が苦手でも楽しく読む事ができると思います

 

思考法について、知りたい人は

読んでみるといいと思いました

 

本書では下記のような内容です

 

・第1章 チョコレートの新商品について、2人は考えてみた

・第2章 「何をどう考えればいいか、分からないんです」と彼女は言った。

〜 クリティカル・シンキング

・第3章 「もう少し、戦略的に考えてみようか」と彼は言った。

〜 戦略思考

・第4章 「分析って、何をどうすればいいんですか?」と、彼女は言った。

〜論理思考・分析思考

・第5章 「直感こそ、日頃の積み重ねなのよ」と、その人は言った。

〜直感思考・仮説思考

・第6章「伝えることって、難しいよね」と、彼は言った。

〜「結論+論拠」で伝える

・第7章「考えるの、やめた」と、最後に彼は言った。

このように

思考法について、分かりやすく学べるので

ぜひ本書を読んで、考え方について学んでみてください!

 

おわり